公示地価データの分析(ゆるふわバージョン)
公示地価データというのがあって、地価に関してこのくらいの値段が適正だよというのが国や自治体から発表されています。
新橋駅からの距離と公示地価の関係。商業地限定だったか住宅地限定だったかは忘れてしまいました。このデータはそこまで重要じゃないので許して。風呂の底に入浴剤沈めたときみたいな感じになってますね。le7というのはたしか107とかだったとおもいます。単位はyen/m2です。
一部だけを拡大するとこんな感じ。
で、こういうときは指数関数のグラフで近似するといい感じになるみたいです。しかし、地価は上限値だけを見るとものすごく高い、いわゆる外れ値ばかりになってしまうので、下限値にいい感じに近似曲線を書きます。それが以下
この散布図は、銀座の地価最高地点から1kmごとに区切ってその区間で最小の公示地価地点を描画したものです。近似曲線はカンでひきました。exp(-1 * x / 8000) * 600000 + 10000 という曲線です。この曲線を基準に、この線から大幅に価格が離れている地点は値段が地理的位置の割には高騰しているのではないかという仮定を経ててみました。そしてその差額の分布図が以下。
市区町村の公示地価と想定モデルとの差の平均がどのくらいあるかということを示した図です。江東区だけ青くて目立っていますが、差が平均7000円しか無いということはそれだけ予測がうまくいっているということになるのかもしれません。一方で武蔵野市は市を平均してもすごく差があるということになります。武蔵野市は吉祥寺ブランドも影響しますが、ほかにも市の全域が交通の便が良いなどの事情もあるのでしょう。